半世紀を超える太陽光パネルの開発の歴史を有するシャープは、国内外で高い評価を博す太陽光発電の老舗企業で、地球にやさしいクリーンなエネルギーの将来について、早くからその課題に真剣に取り組んでいるリーディングカンパニーとして多くの人に知られています。
太陽光パネルの開発着手から数年で量産化に成功し、2000年にはその生産量が世界で首位となる背景には、シャープがもつ太陽光発電に関するさまざまなノウハウの蓄積とこだわりが結集されており、太陽光パネルをはじめ、メガソーラー発電所や人工衛星などと言った多岐に亘る分野でその技術が活かされています。
その技術の結晶とも言えるシャープの太陽光パネルは現在11種類販売されており、多結晶材によるセルを用いた、その価格は4万円強から10万7千円まで揃っています。
シャープの太陽光パネルには、さまざまな形状をもつ住宅の屋根に合わせて無駄のない設置が可能な屋根置き型と呼ばれるタイプと、日本の瓦屋根にマッチした風合いを演出する平板瓦一体型と呼ばれる2種類があり、それらの中でも屋根置き型のラインナップは豊富で、ほとんどの住宅で対応可能となる点に特徴があります。
また、複雑な形状となる屋根においてもサイズの異なる太陽光パネルをつなぎ合わせることによって、屋根のスペースを有効活用することができるのです。
シャープの太陽光パネルは電気を効率よく発電し、発電システムで不可欠なパワーコンディショナーによって、電力を直流から交流へ瞬時に変換できる性能を有しています。
さらに、電力変換回路が独立していることから、各屋根面に電力の変換をすることができ、その日の日照コンデションに応じて効率のよい電力変換を自動で行なう点に魅力があります。